食事療法
糖尿病の種類や治療内容により、どのような食事をすれば良いかは異なります。
極端な糖質制限は推奨していませんが、
『カロリー制限』よりも、『糖質コントロール』が重要だと考えています。
そのため、緩やかな糖質制限も含め、個人にあわせた食事療法を提案するようにしています。
エネルギー量と栄養素について
まず、年齢や身長、活動レベルなどにより、必要なエネルギー量は異なります。
適正なエネルギーのなかで、炭水化物、たんぱく質、脂質をバランスよく摂り、太りすぎず、痩せすぎずの体重を維持することが大切です。
例えば、体重過多がインスリンの効きづらさに繋がっている方は、エネルギー量を抑え、減量をすることで血糖が安定しやすくなります。
年齢を重ね筋肉維持が優先される方は、たんぱく質を積極的にとり、体重が減りにくい食事を心がける必要があります。
一方で、腎臓の機能が落ちてきた方では、たんぱく質の制限が必要になってくる場合もあります。
このように、個人にあったエネルギー量、栄養バランスはさまざまです。
当院の栄養相談では、今の食事内容を伺った上で、工夫できそうなところを見つけ、一人一人に合った食事療法を提案するようにしています。
三大栄養素の血糖への影響
同じカロリーの食事でも、含まれる栄養素により血糖への影響はさまざまです。
炭水化物は血糖へ変わるスピードが早く、食後血糖の上がり方が比較的急です。
たんぱく質、脂質は緩やかに上がりますが、長く続くことが知られています。
糖尿病教室パーフェクトガイドより一部改変
カーボカウントについて
食後血糖への影響が大きい炭水化物量を一定にすることで、血糖の管理がうまくいくことがあります。
特にインスリンを使っている方では、一食の炭水化物量によって、インスリンの量を変えることで安定しやすくなります。
当院ではカーボカウント法についても紹介させて頂きます。
